大徳寺へ行ってきました。
私の実家のお墓も大徳寺内にあるのですが、
いつもはその龍源院にお参りするのみ。
足を延ばして境内を散策してみました。
「一休さん」が再興した大徳寺。
この「大徳寺」で、豊臣秀吉が織田信長の葬儀を盛大に行い、
その菩提寺として「総見院」を建立したことから、
その後有力武将らが次々と塔頭(たっちゅう)寺院を建立しました。
現在20を超えるたくさんの塔頭がありますが、
特別公開の時以外は、一般公開されているのは通常4か所だけ。
千利休も親しく訪れた名刹で国宝の本堂、
国の史跡及び特別名勝に指定された枯山水庭園がある「大仙院」
日本で一番古い種子島銃や豊臣秀吉と徳川家康が対局した
四方蒔絵のとても豪華な「碁盤と碁筒」がある「龍源院」
織田信長と一族の墓がある「総見院」
大徳寺再建に尽くした一休宗純の塔所として建立された「真珠庵」
金閣・銀閣・飛雲閣とともに「京の四閣」と称される
「呑湖閣(どんこかく)」がある「芳春院」
戦国武将・細川忠興とと正室「ガラシャ」の墓がある「高桐院」
などなど、大河ドラマや歴史の教科書に出てくる名前がずらり!!
大徳寺の中には精進料理の『泉仙』もあります。
http://kyoto-izusen.com/html2/restrant_daijiin.html
法事で何度か訪れましたが、
「精進料理」は、仏の教えによって肉類魚介類を使用せずに、
穀物、豆類、野菜などの食材だけを使用したお料理です。
泉仙の精進鉄鉢料理は、鉄鉢を形どった器に、四季おりおりの味覚を盛り込んであります。
とても静寂した境内の中で、『京都ひとり旅』気分を味わいました。
歩いてすぐのところにありすぎて、なかなか行かないものですね。
今回は境内を歩くだけでしたが、
機会があれば、色んな塔頭をゆっくり拝観したいと思いました。
【大徳寺】へのアクセス
京都市営地下鉄『北大路駅』より徒歩17分
北大路駅より市バスの場合、204系統・205系統・206系統・1系統で5分